商品の特徴

1. 

   完成を左右する干し大根

   浅次郎漬になる大根は、伊豆の契約農家で大切に育てられます。収穫時期がきた大根は、丁寧に手作業で抜き取られ、干しあがりのタイミングが同じになりそうな大きさ、太さのもので、2本１組に結ばれます。そして、昔から変わらない木製の干場にかけられ、さんさんと降り注ぐ日光と、冬の冷たい乾燥した風に当たること２～３週間。クルっと結べるほどに水分の抜けた干し大根は、その日のうちに漬け込まれます。

2. 

   汗はかけども指先かじかむ漬け込み

   干しあがった大根は、長年使い込んだ杉の四斗樽に１本１本丁寧に隙間なく漬け込まれます。ぐっぐっと指に力を込めてびっしりと水平に干し大根を敷き詰める作業はまさに職人技。そして60～80キロの重石を載せられ、2回の夏を越すまで静かに熟成を重ねます。

3. 

   熟練の職人の手による芸術品

   七尾たくあん浅次郎漬は、大根の栽培から漬け込みまで、それぞれの工程で熟練した職人の手により作り上げられます。その日その日の天気や気温、湿度、風向きなどを長年の経験により判断し、大根の成長や干し加減、漬け込みの塩と糠の配合などを決定してゆきます。

4. 

   この場所だからこその『浅次郎漬』

   浅次郎漬が熟成を重ねる木造の蔵は一年を通して環境の変化が少なく、たくあんの熟成に欠かすことのできない酵母菌の住処。この酵母菌の働きによって、発酵が進み、2回の夏を越す頃には、輝くほどのウコン色で、かぐわしい香りを放つ『七尾たくあん浅次郎漬』になるのです。

5. 

   噛めば噛むほどに虜になるたくあん

   七尾たくあん浅次郎漬は、ボリボリとした歯ごたえが特長のたくあんです。また、甘みは一切加えずに、塩と米ぬかのみで漬け込んでおりますので、お口に入れると塩味を強く感じます。そのため、1ミリ～1.5ミリ程度の薄い輪切りか、千切りにしてお召し上がりください。噛めば噛むほど深い味わいをお楽しみいただけますので、よく噛みしめてお楽しみくださいませ。また、チャーハンやパスタに加えてもアクセントになり、お料理に深みを加えてくれます。

6. 

   1か月30本の限定販売とさせていただきます

   七尾たくあん浅次郎漬は、種まきから収穫、天日干し、漬け込みまで すべての作業を職人の手作業で行います。 更に、店頭に並ぶまで、２回の夏を越すため、その年販売できる数は、２年半前の干し大根の量で決定します。 また、木造の蔵での熟成期間中には、気温、湿度、天候など 自然の条件の影響を大きく受けます。 そのため、大量生産が難しく、数量限定の販売とさせていただいております。

つくり手紹介

熱海　岸浅次郎商店

創業昭和21年『感謝・誠実・創造』をモットーに。
当店は、昭和21年に岸浅次郎により創業した漬物店です。社是『感謝・誠実・創造』をモットーに、日本が誇る漬物文化を大切に守りつつ、新しいものを躊躇なく取り入れるべく、それぞれの分野で社員一人一人が日々研究を重ねております。

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